超冶(沢村一樹)は華苗(冨司純子)に自分がゲイだと、やっとカミングアウトしました。しかし、その直後、ヒロ(天海祐希)は自分が超治を好きであること、でもゲイである超治には愛してもらえないから偽装結婚は解消すると、離婚届を渡して出て行くのでした。
カミングアウトがひっぱりすぎだったり、園児の親たちの超治への嫌悪があまりにあからさま過ぎてヒロの説得があまり心に響かなかったり…
どうも、イマイチな回だなと思っていましたが、最後の最後にやられました。
日本テレビ 水曜22時
「偽装の夫婦」 第7話
主演…天海祐希
脚本…遊川和彦
演出…伊藤彰記
せっかく心の声をちゃんと声に出して言えるようになってきたのに…
ヒロの高まる超治への思いは報われないわけですよね。
なんとも切ない心のすれ違い…
イヤホンをしてまた心を閉ざしてしまおうとするヒロのイヤホンを、しおり(内田有紀)の娘のユウがそっと外してあげます。
すると堰をきったようにそれまでこらえていた感情がほとばしり出て、ヒロは声を出して泣くのでした。
この号泣シーン。天海祐希の入魂の演技でしたね。
もらい泣きするというより、息をのんで見入ってしまいました。
このシーンがあったればこそ…今回の評価は…