疾患を抱えて産まれてくる赤ちゃん…「コウノドリ」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回は口唇口蓋裂で赤ちゃんが産まれてくると予告された母親マキ(谷村美月)と、無脳症で最初の子は産んですぐに死んでしまい、また出産に挑む母親実咲(中村ゆり)の話でした。






今は胎児の様子が技術の進歩で産む前から詳しく分かるので、疾患があると前もって告げられる…ということの意味を考えさせられました。




レギュラーの人物をまんべんなく上手くエピソードにからませて完成度の高い回でしたね。





TBS  金曜22時
「コウノドリ」第8話

主演…綾野剛
脚本…坪田文
演出…土井裕泰





四宮先生(星野源)ももうちょっと言い方があると思うんですがね。
あれはキツすぎますよ。いくら治すことができる疾患とはいえ…。





産まれてくる子が口唇口蓋裂だと知ってショックを受けたマキが、次第に前向きになる過程は母親のたくましさを身につけていくのがよくわかり、谷村美月の好演も光ってました。




研修医白川(坂口健太郎)の成長もうまくからめて描かれていて感心しました。





坂口健太郎は来年ブレイクしていきそうな注目株ですね。このドラマの中でも演技力が回を追って伸びています。





四宮の気持ちを代弁してサクラ(綾野剛)が白川に言うセリフは印象的でした。





感動したのは無脳症で最初の子を亡くした実咲の二人めの子の出産シーン。





回想で死産の時を見せたあとだけに余計に感動的でしたね。





このドラマでは何回も出産シーンを見せてきましたが、とりわけ感動的でした。
しかし、このドラマには実際の産まれたての赤ちゃんが使われてますが、よくゴミゴミしたスタジオに連れて来られてるな…とスタッフの裏の努力に感心しています。





そういった裏の努力も含めて、
今回の評価は…5