若い技術開発者たちの涙…「下町ロケット」第9話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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前回ラストに人工心臓コアハートの被験者が死亡したことで、これまで敗色濃厚でやられっぱなしだった佃(阿部寛)側にも、明るい光がさしはじめました。






TBS 日曜21時
「下町ロケット」第9話

主演…阿部寛
脚本…八津弘幸、稲葉一広
演出…福澤克雄




明るい光がさしたのは、夫を医療ミスで亡くした医療ジャーナリスト咲間(高島彩)の登場。





彼女はコアハートについて医療ミスは無かったか調べているのでした。






アヤパン、演技できるのか?と心配でしたが、さすが俳優さんの娘だけに、予想よりしっかりと演技してました。





今回のみどころは若い技師開発チームの努力で完成したガウディを、再びPMEAに審査してもらうシーン。





貴船(世良公則)と癒着している滝川(篠井英介)は、支援する大企業が見つかってもないのに…と相変わらず、けんもほろろ。




しかし、今回は咲間が貴船と滝川が癒着している証拠写真や会話の録音を提供してくれたので、権柄づくの滝川の鼻を明かしてやることができました。





こういうシーンが来るだろうと予想していた通り、篠井英介演じる憎々しい滝川が見事に懲らしめられたのです。






しかし、今回良かったのは、その前に涙ながらにガウディの必要性を訴え、審査官たちの心を動かした立花(竹内涼真)の熱い言葉でした。






一途なまっすぐさがストレートに心に響きました。
この竹内涼真は「仮面ライダー」くらいしかまだ演技経験のない新人ですが、これから伸びてきそうな逸材ですね。
ホリプロ所属ですし、来年は要注目です。




今回、良い意味で気になったのは、視聴率が良いため、撮影現場もワッショイワッショイ状態と推測され、その熱気が画面からも伝わること。






佃製作所の全社一丸ぶりはスゴいですからね。





悪い意味では、いくらなんでもアップのカットが多すぎること。
福澤克雄演出ならではなんですが、いくらなんでもね~。






小泉孝太郎の椎名の悪役っぷりがエスカレートしてきて、最終回どう懲らしめられるか楽しみです。






今回の評価は…4