いかにも月9テイストな最終回…「5→9」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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まぁ、タイトルにも書いたように、いかにも月9の恋愛ドラマらしい最終回でしたね。





フジテレビ  月曜21時
「5→9~私に恋したお坊さん~」最終回

主演…石原さとみ
脚本…小山正太
演出…平野眞




最終回前に一旦別れたペアが、結局まわりが都合よく身を引いたり改心して、







最終回にはヨリを戻してハッピーエンド。
このシーズンだとクリスマスがらみの主題歌が流れ、クリスマスツリーの前でキス…





そんな王道を踏襲した最終回。
どんだけベタなんだよ…と半ば呆れて見た私めでした。






ここに至る二人の想いをもっとしっかり絞って描けば良かったのに、






がちゃがちゃいろんな人物がからんで散漫になり、良くなってきたのは後半からでした。





二人を阻んだ高嶺(山下智久)の祖母(加賀まりこ)の潤子(石原さとみ)を拒む理由も、






そんなことだったのか?ぐらいのことで、弟(志尊淳)もあっけなく改心するし、





なんだかな~な最終回でした。
良かったのは博物館での二人のやりとりと、タクシーでの潤子と父親(上島竜兵)の会話。






上島竜兵の娘を思いやる演技、しみじみ良かった。
今回は合鍵を置きに来た高嶺を追いかけて、息子ができた喜びを語るシーンも良かったし。






上島竜兵ってなかなか味のある演技するんですよね。
改めて今回感心しました。






石原さとみと山下智久は脚本が弱かったのは残念でしたが、それぞれの役をふくらませようという努力は十分感じられました。





今回の評価は…3