いよいよ今年も残り2日となりました。
毎クール終了後に私めが独断で最終回まで見た作品を対象に選んでいるドラマアカデミー賞。
今日と明日は今年1年を振り返り、各賞の年間トップを選んでいきます。
ちなみに私めが各クール最終回まで見た作品の本数は…
冬ドラマ…10本
春ドラマ…10本
夏ドラマ…12本
秋ドラマ…11本
計43本でした。50本には届きませんでした。
では、各部門の年間トップを決めていきます。
まずは最優秀新人賞…
各クールの受賞者は…
冬ドラマ
高杉真宙
「ゴーストライター」
春ドラマ
金すんら
「ヤメゴク」
夏ドラマ
DEAN FUJIOKA
「探偵の探偵」
志尊淳
「表参道高校合唱部!」
秋ドラマ
坂口健太郎
「コウノドリ」
女性の受賞者がいなかったのは残念でした。
2015年間最優秀新人賞は…
坂口健太郎
「コウノドリ」
これが初の連続ドラマ出演とは思えないしっかりした存在感。回を追って成長も見られ、伸びしろのある逸材です。
来年は月9、春からの朝ドラにも出演が決まっています。注目ですね。
続いて、最優秀主題歌賞…
冬ドラマ
「デート」主題歌
「あなたに恋をしてみました」chay
春ドラマ
「天皇の料理番」主題歌
「夢見る人」さだまさし
夏ドラマ
「ど根性ガエル」主題歌
「エルビス(仮)」ザ・クロマニヨンズ
秋ドラマ
「おかしの家」主題歌
「空がまた暗くなる」RCサクセション
どれも良い曲でしたね。
2015年間最優秀主題歌賞は…
「天皇の料理番」主題歌
「夢見る人」さだまさし
エンディングにこの曲が流れ出すと感動が増幅していくことが度々でした。
さだまさしはあまり好きではないのに、この曲にはやられましたね。
続いて最優秀脚本賞…
冬ドラマ
古沢良太
「デート~恋とはどんなものかしら~」
春ドラマ
森下佳子
「天皇の料理番」
夏ドラマ
西荻弓絵
「民王」
秋ドラマ
山本むつみ、坪田文
「コウノドリ」
どの作品も各クールで最優秀作品賞になった作品です。いかに脚本が重要かがよく分かりますね。
どの作品も甲乙つけがたい名脚本でしたが…
2015年間最優秀脚本賞は…
森下佳子
「天皇の料理番」
古沢良太の「デート」のトリッキーな構成力、山本むつみの「コウノドリ」の群像劇のお手本のような人物描写の確かさも、それぞれ見事でしたが、
やはり森下佳子がじっくりと時間をかけて書いたであろうこの脚本の完成度の高さは、一分の隙もない緻密さで感動を呼びました。
冬ドラマの綾瀬はるか主演作品も楽しみ。ちなみに2017年の大河の脚本はこの人です。
続いて、最優秀演出賞…
冬ドラマ
「ゴーストライター」
土方政人、佐藤源太、山内大典
春ドラマ
「天皇の料理番」
平川雄一朗、山室大輔、中前勇児、岡本伸吾
夏ドラマ
「ど根性ガエル」
菅原伸太郎、狩山俊輔、鈴木勇馬
秋ドラマ
「コウノドリ」
土井裕泰、金子文紀、加藤尚樹
以上4作品の中から2015年間最優秀演出賞に選んだのは…
「コウノドリ」
土井裕泰、金子文紀、加藤尚樹
演出の3人というよりこのドラマを裏で支えたすべてのスタッフに贈りたいと思います。
扱っているテーマがデリケートなだけに、それを実現するにはさまざまな困難があったと思われます。
それをクリアし傑作を作り上げた熱意とチームワークに頭が下がりました。
ぜひ続編を希望します。