演技賞最後は年間最優秀主演男優賞の発表です。
各クールの受賞者は…
冬ドラマ
生田斗真
「ウロボロス」
でくのぼう的な表の顔と復讐に燃える裏の顔、複雑な二面性を巧みに演じました。
春ドラマ
佐藤健
「天皇の料理番」
無鉄砲な主人公を青年期から壮年期まで演じ、役者としての成長を示しました。
いささか自分勝手で、反感を抱かれそうな人物を愛すべきキャラクターにしたのはお手柄でした。
夏ドラマ
遠藤憲一、菅田将暉
「民王」
親子が中身だけ入れ替わってしまう…という入れ替わりドラマだっただけに、それぞれ正反対の2つのキャラクターを演じ分けなければなりませんでした。
その難題を二人は軽々とクリアし、傑作のコメディを作り上げました。
秋ドラマ
綾野剛
「コウノドリ」
演技賞の中では最も大激戦の末に年間最優秀主演男優賞に選ばれたのは…
遠藤憲一、菅田将暉
「民王」
遠藤憲一のヘタレっぷり、菅田将暉の豪快なオヤジっぷり、自分のキャラクターと離れた演技を見事に演じてくれました。
コメディ作品はとかく評価されないことが多いので、あえてこの二人を選びました。
人を泣かせるより笑わせる方が、実は大変ですからね。
菅田将暉は来年もどんな役を演じてくれるのか楽しみです。才能豊かな人ですからね。