今回はいつもより二人の出番が少なく、主役の堺雅人演じる信繁のシーンが多くて、主役なんだからそれが正常なんですが、物足りなく感じる回でした。
ＮＨＫ 日曜20時
「真田丸」第6話
主演…堺雅人
脚本…三谷幸喜
演出…木村隆文
どうしても男くさくなりがちなので、華やかにしようと、信繁に対照的なきり(長澤まさみ)と梅(黒木華)の二人をからませるシーンをわざわざ三谷幸喜は書いてるんでしょうが、
そのシーンになると急にどうでもいい感じに私めはなってしまうんです。
信繁という人物に思い入れができてないからでしょうね。
姉(木村佳乃)を無事に連れて帰れなかったことを悩まれても、そんなに心ひかれないんです。
それより信長が殺されて、信長の臣下の滝川一益(段田安則)に従うか、北条氏政(高嶋政伸)になびくかに悩む昌幸のあがく姿の方が、どうしても魅力的で…
双方にいい顔をしながら独自の道を歩む決断をするラストは、いかに昌幸らしい決断で次回への期待を高めてくれました。
一益の一筋縄ではいかない感じを段田安則が好演してますし、虎視眈々と領地を増やそうと企む氏政を高嶋政伸がアクの強い演技で見せてくれていますから…
そして、ついに登場する小日向文世の秀吉がどう秀吉を演じるかも楽しみです。
今回の評価は…
