完成度の高さは相変わらず…「スペシャリスト」第6話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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欲を言えば、スペシャルドラマの時からの脚本:戸田山雅司、演出:七高剛のコンビがずっと作ってくれたら…とも思うんですが、なかなかそうはいかないわけで、違う脚本、演出になってますが、それでもクオリティはしっかり保たれていて、







がっかりさせるような酷い回は今のところ無いというのが、このドラマのすごいところです。

今回はスペシャルの時からの助監督が演出に回って担当した回で、そういう意味ではこれまでと忠実な演出でした。








テレビ朝日 木曜21時

「スペシャリスト」 第6話


主演…草なぎ剛

脚本…徳永友一

演出…細川光信








ドイツから一時帰国した有名ピアニストの雨宮薫(矢田亜希子)にまつわる殺人。

彼女に恨みを抱いている者、かつて自殺した親友の息子が犯人かと思わせて…







今回は割りと普通の刑事ドラマっぽいなと思っていたら、しっかりひねりが利いていて、まさかの矢田亜希子が悪女という展開でした。







前回や前々回で見せた宅間(草なぎ剛)と姉小路(南果歩)の絶妙のコンビネーションは今回は見られませんでしたが、








野方(和田正人)が意外に音楽通で、いろいろ推理に口出ししてくるのが、ちょっといつもと違って面白かったです。

和田正人がなかなか個性的な演技をしていて、このキャラクターも何気にいい感じに仕上がってきています。







いつもはあまり感情をあまり表に出さない宅間ですが、雨宮への怒りをこめた言葉は、草なぎ剛が涙目での入魂の演技で、引き込まれました。








今回の評価は…4