もっと早くにこれが見たかった…「わたしを離さないで」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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まだ介護人をしている恭子(綾瀬はるか)と既に提供者となり死が近づきつつある友彦(三浦春馬)と美和(水川あさみ)。





3人が置かれた状況がはっきり分かった上で現在の時制で見られるようになった最終章は、やっとすんなりと見られる構成になり、もっと早くにここへ来てくれていたら…と悔やまれます。






TBS 金曜22時
「わたしを離さないで」第7話


主演…綾瀬はるか
脚本…森下佳子
演出…平川雄一朗





まもなく3種提供という死も同然の手術を受けなければならない美和は、恭子から告げられても取り乱さずに受け入れます。






友彦をめぐっていろいろとあった恭子と美和ですが、恭子は生きている間に…と友彦に手紙を書かせ、3人で陽光学苑に行けるよう尽力します。







3人3様に運命を受け入れ現実と向き合い、抗おうとする姿を綾瀬、水川、三浦の3人が実力をいかんなく発揮して見せ、今回は見ごたえがありました。







美和の揺れ動くデリケートな心をニュアンス豊かに演じた水川も良かったし、サッカー選手になる夢を不自由な体で涙ながらに訴える痛ましさを熱演した三浦もこれまでで最高の演技でした。









もっと早く見たかった…としつこいようですが悔やまれます。








今回の評価は…4