お金がかかってるファンタジー…「精霊の守り人」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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放送はもう第3話まで行ってますが、遅ればせながら記事にします。





このドラマ、全22話の大河ファンタジーらしいのですが、3年かけてそれを放送するんだそうで、シーズン1の今回は4話だけ。





続きはいつ見られるんだか…NHKだから許される気長な編成です。






とはいえ、製作費は相当かけているようで、「ロード・オブ・ザ・リング」のような世界観をしっかり作り上げているのには頭がさがりました。





NHK  土曜21時
「精霊の守り人」第1話

主演…綾瀬はるか
脚本…大森寿美男
演出…片岡敬司





川に落ちたチャグムをバルサ(綾瀬はるか)が救うシーンからして、綾瀬はるかの身のこなしの俊敏さに、これは相当トレーニングしたな…という本気度を感じました。





これまでアクションとは対極にいたような彼女がここまでやるとは…。
黒木メイサがやるような役ですからね。





第1話のクライマックスの立ち回りシーンも、よくぞここまで!と感心しました。





ぶっきらぼうなバルサがこの先、いかにチャグムと心を通わせていくのか?
チャグム役の子もいい演技をしているので楽しみです。





帝役の藤原竜也や、聖導師役の平幹二朗らはこれだけ大袈裟な世界観の中では、舞台のような演技も可能で、






いきいきのびのびと濃いキャラを演じていて、見ごたえたっぷり。
妃役の木村文乃も負けじと頑張ってました。





バルサの育ての親役の吉川晃司も、時代劇のようなこういうドラマの方が、彼のストイックな存在感がより活きてきます。





想像したより人間くさいファンタジーで、これなら続けて見ていけそうです。






今回の評価…4