これから続々スタートしていく春ドラマを私めなりにどのくらいの視聴率を取りそうか予想していきます。
最近は予想を下回る数字になることが多いので、よりシビアに予想していこうと思ってます。
まずは、前クールで「いつかこの恋を…」が史上最低の平均視聴率を出したフジテレビの看板ドラマ枠月9。
「ガリレオ」をヒットさせた福山雅治主演でなんとか高視聴率を…というフジテレビとしては切り札投入的な狙いなんでしょうが…
11日スタート
フジテレビ 月曜21時
「ラヴソング」
主演…福山雅治
脚本…倉光泰子
演出…西谷弘、平野眞
共演…藤原さくら、菅田将暉、夏帆、山口紗弥加、宇崎竜童、水野美紀
吹石一恵と結婚し、「ましゃロス」なんて言葉も生まれたほどの福山雅治が、結婚後初の連ドラ主演。
独身の頃と同じように女性視聴者は見てくれるのか、そこが大いに注目される作品です。
…で、フジテレビったらそんな福山雅治に恋愛ドラマをやらせるって…
オイオイ何考えてんだと思ったら、ヒロインはずいぶん歳の離れたまだ無名のシンガーソングライター、藤原さくら。
ただの恋愛ドラマとは違うひねりをきかせたドラマにしたいようです。
福山雅治が演じるのは夢破れた元ミュージシャンで今は企業カウンセラー。女性から女性へと渡り歩いて暮らす独身男という設定。
音楽への夢を捨てきれない彼が、歌唱力抜群のヒロインと出会い再生していくというヒューマンラブストーリーだそうです。
元ミュージシャンっていうのは劇中で福山雅治の歌も聴けるんでしょうから、それはいいんですが、
相手役がまだ若くて初々しい子だと、福山雅治もやっぱりもう年を取ったな~って印象にならないか…
オジサンである私めは、そんな心配をしてしまいます。
まぁ、まだまだ福山は若々しいですけどね。そこらのオジサンに比べれば…。
あと、独身の時にこの役なら良かったでしょうが、結婚した今この役だと、女性ファンには吹石一恵の顔がちらついて、感情移入しにくいかもしれませんね。
これも余計な心配ではありますが…。
もう1つ心配は脚本がヤングシナリオ大賞を取った新人だということ。
新人らしい思いきりの良さで新しい福山雅治の魅力を引き出してくれれば良いのですが…。
脇には夏帆や菅田将暉ら、今勢いのある若手も出ますから、楽しみな部分もあるのですが、
視聴率は到底「ガリレオ」のようには行かないでしょう。
たださえ、全体的に低調なフジテレビですから、福山雅治主演史上最低の数字が出ても何ら不思議はありません。
平均視聴率は11~12%
なんとか2ケタはキープという感じではないでしょうか。