今回は徳川の大軍が真田の居城上田城に攻め寄せるものの、昌幸(草刈正雄)らしい奇策で撃退するという信繁(堺雅人)青春編のクライマックスでした。
その戦いぶりは、「のぼうの城」のように弱者が強者に一泡吹かせるという日本人の大好きなパターンで、楽しんで見ることができました。
NHK 日曜20時
「真田丸」第13話
主演…堺雅人
脚本…三谷幸喜
演出…木村隆文
昌幸がやろうとしていた作戦を実行するにはコマが足りないと嘆いているところに、人質先の越後から信繁が帰ってきます。
これでコマが揃った!と嬉々とする昌幸。碁石を使ってする作戦の説明にはワクワクさせられました。
ただ、どうも肝心の戦闘シーンは緊迫感に欠けていて、期待ほどではありませんでした。
まず徳川軍が大軍で押し寄せている感じが、映像の迫力として感じられなかったこと。
六文銭の旗を振り振り、徳川軍をおびきよせる信繁の行動があまりにのんびりしすぎていて、ウソっぽく見えたこと。
更に、幼子がいながら戦場に出てしまう梅(黒木華)の行動がどうも腑に落ちなかったこと。
以上、3点が不満に感じられました。もっと面白くなっただろうに…と思えてなりませんでした。
欲を言えばですけどね。
しかし、梅の死は無理やりみたいに見えましたね。
もうちょっと現実味のある描きかたはできなかったかなと思います。
黒木華は主演ドラマ始まりますからね。
こちらに出ている場合じゃないですね。
今回の評価は…
次回からは大阪編。予告でワクワクしました。楽しみです。