家康より一枚上手の秀吉…「真田丸」第18話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

今回も見どころたっぷりでしたね。
私めの最大のツボは清水ミチコ演じる秀吉(小日向文世)の妹・旭。







人質同然に家康(内野聖陽)のところに、夫と別れさせられたあげくに嫁に行かされた、可哀想な女性。その旭を…






NHK  日曜20時
「真田丸」第17話

主演…堺雅人
脚本…三谷幸喜
演出…土井祥平




三谷幸喜は清水ミチコにほとんどセリフ無しで演じさせ、強烈なインパクトを残しました。





ネットでも評判になるくらい、その無言の仏頂面はすごかったのです。





…でも、旭って実際そんな感じだったかもしれないし、疑い深い家康が旭に加え、自分の母親まで送り込んできたことを、





そんな旭が喜んで抱きつくことで本物と納得する…というのに、うまく使っていたのです。三谷幸喜らしい巧みさだなと感心しました。






今回はなんとか家康を自分の臣下に取り込もうとする秀吉が描かれ、






いかに秀吉が家康より一枚上手であったかが、分かりやすく表現されていました。






皮肉な状況で信繁(堺雅人)と家康は再会したわけですが、それもすべて秀吉の術中。





一筋縄ではいかない秀吉の狡猾さを小日向文世が実にうまく演じてます。





次回はようやく昌幸(草刈正雄)が拒んでいた上洛をしてくるようで楽しみです。






今回の評価は…I