キャラの立った青春群像劇に…「ゆとりですがなにか」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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やはりクドカンはクドカン!
最初はどうなることやらと心配になりましたが、人物それぞれのキャラクターが回を追って立ってきて、面白味を増してきました。





日本テレビ  日曜22時30分
「ゆとりですがなにか」第3話

主演…岡田将生
脚本…宮藤官九郎
演出…相沢淳





中でもメイン3人を食うばかりの、ゆとりモンスター山岸を演じる太賀の変幻自在の怪演は圧巻です。







見ていて気分悪くなる演技というのは、それだけリアリティーがあるということで、





一旦は牙をむくのはやめてまた出社し始めた山岸がどうからんでくるのか目が離せません。





メインの3人もそれぞれのキャラクターが明確になり、まわりの人物とのからみが面白くなっていて、





自分の彼女の茜(安藤サクラ)を「あかねちゃん」と山路(松坂桃李)が呼ぶのにひっかかり、食ってかかる坂間(岡田将生)や、





その山路が随所で見せる童貞キャラぶり、そして、道上(柳楽優弥)の何でもぶっちゃけてその場の欺瞞を暴き立てる破壊力。





それぞれが好演していて面白味を増しています。






レンタルおじさん(吉田鋼太郎)の出番が減っているのは残念ですが、青春群像劇として見やすくなっています。






今回の評価は…4