田舎侍となめられる昌幸…「真田丸」第18話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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戦国の乱世、群雄割拠の中を必死に切り抜け真田家を守ってきた昌幸(草刈正雄)。






しかし、周囲の大大名たちと渡りあっている間に時代はどんどん移り変わり、






戦略だけでは切り抜けられない政治力が必要な時代に中央ではなりつつあったのです。







今回はようやく上洛した昌幸が今や大政治家の秀吉(小日向文世)に会うことで、己が時代から取り残されつつあるのを思い知らされる回でした。







NHK  20時
「真田丸」第18話

主演…堺雅人
脚本…三谷幸喜
演出…田中正




秀吉は合戦も上手でしたが、人のあしらいの上手い人たらしでもあり、それで天下人にのぼりつめた人でもあるわけです。





そのへんの人たらしぶりを小日向文世が実に的確に演じていて、所詮は合戦の戦略くらいしか長けていない田舎侍の昌幸をなめた感じが実に良かったです。







憎い家康(内野聖陽)の配下にならないといけない屈辱。いいようにあしらわれて、息子たちに、自分はどこが間違えていたのか?聞くところは切なかったです。






戦をしている時はあんなに格好いいのに、上には上がいるってことですね。





自分に頭を下げる昌幸に高笑いする家康が憎々しかったです。





今回の評価は…4