チームワークを見せる上手さ…「99.9」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマの脚本家・宇田学は群像劇を書くのが上手い人だなと、今回見て改めて思いました。





主人公を中心にして、脇のキャラクターたち一人一人に役割を与え、そのバランスが良い。





今回など、佐田(香川照之)チームではない志賀(藤本隆宏)まで駆り出して役割を与えるあたりは、なるほどそう使うかと感心してしまいました。






TBS  日曜21時
「99.9~刑事専門弁護士~」第4話

主演…松本潤
脚本…宇田学
演出…金子文紀





事件の解明に関しては、バーの店長(淵上泰史)が登場するなり怪しいなとか、





社長も升毅が演じてるから、どうせ悪いヤツなんだろう…とか、いろいろバレバレではあるんですが、





そこは確信犯的に易しくしてるんでしょうから、目くじら立てて言わぬが花。






悪いヤツらが懲らしめられていくさまを、気楽に楽しめばよいキャラクターショーという意味では、誠にしっかり出来ていて、成功しているわけです。





回を重ねて、キャラクター個々の小ネタもおなじみになったり、深まっていくのも連ドラならでは。そのへんの小出しぶりも抜かりがありません。






佐田の競馬好きや立花(榮倉奈々)のプロレス好きなどはその顕著な例。






明石(片桐仁)や藤野(マギー)、戸川(渡辺真起子)も皆いい味を出しています。






斑目所長(岸部一徳)は深山の父親とラグビー仲間だったんですね。
自分の事務所に入れたのには何かわけがあるんでしょうか?






オーバー久美子、本人が出てきたのには笑いました。
こんな遊びができる余裕に、高視聴率ゆえの勢いを感じます。






今回の評価は…4