散々殺しといて結局、自殺って…「火の粉」第8・9話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマ、どう決着をつけるのか?まったく予想がつかず最終回は迎えたわけですが…






フジテレビ 土曜23時40分

「火の粉」 第8話(5/21) 最終回(5/28)


主演…ユースケ・サンタマリア

脚本…香坂隆史

演出…竹村謙太郎(8) 森雅弘(終)







第8話は死んだとばかり思っていた池本(佐藤隆太)がなぜか生きていて、梶間家と手を組み、武内(ユースケ・サンタマリア)に立ち向かおうとするのですが…







まさかの琴音(木南晴夏)に刺されて死ぬって残念な終わり方。第8話は最終回への引き延ばし感たっぷりの回でした。







印象的だったのは琴音を演じる木南晴夏の完全にイッちゃっている目つきの凄さ。

いかれた感じが実に不気味で、もう見慣れてしまった武内よりも怖いくらいでした。







イマイチだった第8話に比べて、最終回は武内と梶間家の最後の晩餐のシーンがブラックなおかしみと、スリリングさがあって、このシーンだけでも見ごたえのある回でした。







とjはいえ武内に一番味方していた尋惠(朝加真由美)にまでつれないこと言われて、よく武内は切れて梶間家のみんなを殺さなかったな…と拍子抜けする展開ではありました。







もっと派手なバトルを期待していたので、どうも綺麗ごとで終わってしまったな…という不満を抱かずにはいられませんでした。







最後の晩餐でのシュールな会話はちょっと面白かったですけどね。

特に俊郎(大倉孝二)の「武内さんは人を殺さなければ、イイ人です…」ってのはシュールでしたね。






自分のおばあさんを殺されたかもしれないのに、よくそんなこと言えますよね。






しかし、弁護士とか琴音の夫とか殺されたらしき人たちは気の毒でしたね、

武内が罪をつぐなわず死んでしまって、もや~っとしたものが残りました。






第8話の評価は…3 最終回の評価は…4








このドラマ、前半はグイグイ引き込んで武内の不気味さが良かったのですが、途中から失速し、停滞したのが惜しかったですね。