この先どう展開していくのか?全く先が見えないドラマです。
失速しそうでなかなか失速せず、次から次へと展開していきます。
フジテレビ 火曜22時
「僕のヤバイ妻」第6話(5/24) 第7話(5/31)
主演…伊藤英明
脚本…黒岩勉
演出…国本雅広(6) 三宅喜重(7)
このドラマはこれまで幸平(伊藤英明)と真理亜(木村佳乃)の二人の視点から、その都度ナレーションが替わって描いてきましたが、
第6話は鯨井(高橋一生)に緒方(眞島秀和)殺しの犯人と思われてしまった杏南(相武紗季)の視点から、ナレーションも杏南という変化球でした。
鯨井に睡眠薬を盛られ、連れていかれた杏南は、鯨井にキスされてる所を幸平に写メを撮られ、
怒った幸平がその写真を有希(キムラ緑子)に送りつけ、嫉妬した有希が夜道で杏南にゴルフクラブで殴りつける…というややこしい展開でした。
杏南と真理亜の以前からの因縁も明かされ、真理亜を破滅させるための杏南の執念も分かりました。
それなのに真理亜と手を組む杏南。偽装夫婦とわかった鯨井ベアや、真理亜、杏南の思惑はどこにあるのか?真理亜の家庭教師だったらしい木暮(佐々木蔵之介)はどう裏でからんでいるのか?わからぬまま第7話へ。
…で、視聴率がはね上がった第7話は、幸平と真理亜がそれぞれ相手を毒殺しようと、料理を作りあってディナーを食べる…という展開。
お互い探り探りの緊迫感で、結局乱入した杏南がつまみ食いして血を吐きバッタリ!
思わぬ展開でしたが、タイミング良く訪ねてきた横路(宮迫博之)の応対をしている間に、杏南はすっかり消え失せていて…
どうも幸平を騙す罠のようです。
ラストでは有希が緒方を殺したのは自分だと鯨井に告白してましたが、
なんで有希が緒方を殺す必要があるのか?ますます分からなくなってきました。
なんだかややこしくなりすぎていて、ちゃんと辻褄が合っているのか、そっちが心配になってきました。
それにしても、木村佳乃、相武紗季、キムラ緑子のキレた演技が男優陣を圧倒してます。
高橋一生の得体の知れない感じは相変わらず上手いですけどね。
第6話、第7話ともに評価は…