TBS 火曜22時
「重版出来!」第8話
主演…黒木華
脚本…野木亜紀子
演出…土井裕泰
昔と違って電車の中でコミック誌を読んで
いる人はめっきり減りましたよね。
漫画が売れない時代になって、そんな時代に編集長になった和田は大変なわけです。
街の本屋さんはどんどん減っていくし、電子書籍化を拒む、かつての人気漫画家のもとにも足しげく通って、口説かなければならないんです。
人気がなくなり、妻にも死なれ、今はやさぐれている牛露田(康すおん)とそんな父を憎む娘アユが分かりあい、娘が父の代表作を読んで誉めるくだりはジーンとしました。
和田の旧友の本屋の主人(梶原善)と牛露田夫婦のエピソードも良かったし、
書店員の河さん(濱田マリ)と憧れの漫画家山縣留羽のご対面のエピソードも感動的でした。
小泉(坂口健太郎)の営業マンとしての成長もしっかり描かれたし、
中田(永山絢斗)がスランプに陥り、それは彼の成長につながるというエピソードも、ひきつけるものがありました。
前回の沼田(ムロツヨシ)とのことが、きちんとつながっていたんですね。
次回は高畑(滝藤賢一)の引き抜きのようです。
第8話の評価は…
