同棲してはみたけれど…「世界一難しい恋」最終回 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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高い視聴率で終わった最終回でしたが、もっとこの零治&美咲ペアを見ていたいと思わせるほのぼのした終わり方でしたね。





日本テレビ  水曜22時
「世界一難しい恋」最終回

主演…大野智
脚本…金子茂樹
演出…中島悟




美咲(波瑠)が亡き祖父から貰い、いつかはホテルを建てたいと思っている海辺の土地に、零治(大野智)の車で訪れた二人。





草をむしりながらしりとりをするシーンが微笑ましかったですね。





容赦なく「る」で終わる言葉で攻めてくる
美咲に、ついつい「キス」で終わる言葉を言ってしまう零治。





私めもしりとりで「る」から始まる言葉だと「ルクセンブルク」を言うので、零治が「ルクセンブルク」と言った時は吹き出してしまいました。






…で、キスしたい気満々の零治は最後は「接吻」と言ってしまい、しりとりは終了。いい雰囲気になり念願のキスもできたのでした。






幸せ絶頂の零治ですが、村沖(小池栄子)は結婚まで行かなければ…と発破をかけます。






…で、まずは同棲からってことで美咲に提案しますが拒否られてしまいます。






以前、「出ていけ!」と零治に2度も言われたのが引っかかっているようで、






だったら自分は変わると懸命に零治が譲歩し同棲は始まるのですが…






ここからが最終回一番の見どころで、同棲を始めたら、一人暮らしを続けてきた零治は、






炊いたご飯のやわらかさや目玉焼きの黄身の固さ、食べ終わった皿を洗うタイミング、靴下の畳み方など、






こまごましたところが美咲は違うので気になってしまいます。でも言い出せずに我慢していたら、






見かねた美咲が何でも話してくれと零治に頼み、言えば別に美咲にこだわりがあるわけではなく直してくれたり頼まれたりすることになるのです。





その気になるところを言うくたりで面白かったのは美咲のタメ口へのダメ出しで、






同じタメ口でも良かったり悪かったり細かいのが零治らしくて笑えました。






いつのまにか二人のコンビネーションが良くなっていて、ラストの牛乳とサラダ油を社長車の中で電話で頼まれるところも、





自然な感じでその後、同棲がうまくいっていることを感じさせて終わりました。






二人のその後はスペシャルとかでやるかもしれませんね。






今回の評価は…4





このドラマの総評ですが、大野智が社長役というところに当初はひっかかりはしましたが、





ラブコメらしい展開になるにしたがって、大野智の持つコメディセンス、特に身体の動きで笑わせる上手さが光って、







どんどん面白くなりました。脇のキャラクターもみなイキイキしてましたが、中でも小池栄子演じる村沖は、主人公のサポートぶりが絶妙で、







この役がドラマの中で果たした役割は非常に大きかったと思います。





最後まで勘違いぶりが直らなかった三浦を演じた小瀧望も、人をくったマイペースさをすんなり演じていて、他の役も見てみたくなりました。