愛すべき3人の成長…「ゆとりですがなにか」最終回 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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脚本の宮藤官九郎はこのドラマのメイン3人の男たちに、深い愛情を注いで描いてきたのがよく分かる最終回でしたね。





それぞれの成長ぶりがしっかり出ていて後味の良いラストでした。






日本テレビ  22時30分
「ゆとりですがなにか」最終回

主演…岡田将生
脚本…宮藤官九郎
演出…水田伸生




婚礼を控えていた正和(岡田将生)ですが、茜(安藤サクラ)が早川(手塚とおる)と一夜のあやまちをおかしたことを知ってしまいます。





…で、抑えつつ婚礼の日を迎えるのですが、やはり我慢できずに婚礼に向かう途中で走り去り、





そのまま早川の家に向かって早川を殴ります。






花婿が突如いなくなって大騒ぎ…
さて、どうなるか?という展開で…






婚礼の翌日の山路(松坂桃李)の性教育の授業と交錯させながら見せていくのが洒落た構成でした。





逃げていたまりぶ(柳楽優弥)の嫁が見つかったり、いろんなことがあった末に、正和は茜と結婚に至ります。





茜が畳をはいずるシーンは安藤サクラならではの迫力があり、可愛げがありました。





まりぶは大学生になれたし、山路は童貞を貫くし、皆おさまるところにおさまり、めでたしめでたしでした。





メイン3人もさることながら脇をかためるメンバーも端役に至るまでみな個性的でいきいきと描かれており、






クドカンらしい作品には仕上がったと思います。






今回の評価は…4