続いては最優秀主演女優賞の発表です。
私めが最終回まで見た選考対象10本のうち、女優主演の作品は4本だけなので、
ノミネートの女優は以下の4人です。
黒木華
「重版出来!」
元柔道選手でまっすぐな性格の新人編集者を、わざとらしくなるギリギリのところで熱演。
そのまっすぐさが周囲の人々に影響を与えていくのは、新緑をわたる風のように爽やかでした。
前田敦子
「毒島ゆり子のせきらら日記」
あっちゃん頑張りましたよ。色っぽいというよりエロかった。
あの大きなトロンとした目と鼻に抜ける高い声が武器になり、十分に三股する男たらしに見えてました。それは誉めたいと思います。
中谷美紀
「私結婚できないんじゃなくて、しないんです」
仕事はできるのに、恋愛はさっぱりという美人女医という役どころを、この人らしくきっちりと演じてました。
女性の共感は得られたかもしれませんが、男の私めからすれば、もうちょっと笑わせて欲しいな…と思わずにはいられませんでした。
満島ひかり
「トットてれび」
当初、若き日の黒柳徹子を演じるだけかと思っていたら、結構年齢が行ってからの黒柳も演じていて、
回を重ねるごとに黒柳っぽくなっていきました。誰もが知るあの強烈なキャラクターを演じるというのはなかなか勇気の要ることですが、よくチャレンジしたと思います。
この人の強い役者根性を感じました。歌はあまり上手くないですけどね…(笑)
以上、4人の中から最優秀主演女優賞に選ばれたのは…
黒木華
「重版出来!」
連ドラ初主演ながら、個性豊かな男優陣に囲まれながら、埋もれず主役たりえていたのはあっぱれでしたね。
慎ましい役の多かったこの人の新たな可能性も示したと思います。
この先が楽しみな女優さんです。