2016春ドラマアカデミー賞…最優秀助演男優賞 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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続いて最優秀助演男優賞の発表です。




ノミネートしたのは次の男優たちです。





永山絢斗
「重版出来!」


小日向文世、松重豊、生瀬勝久、滝藤賢一、安井顕、オダギリジョー、荒川良々、要潤、ムロツヨシ、高田純次。




誰をノミネートしてもいいぐらい、みんな与えられたキャラクターをきちんと演じ、それぞれのプロフェッショナルぶりには頭が下がりました。






そんな彼らを代表して、華を持たせる意味で、今回は天才新人漫画家中田伯を演じた
永山絢斗を選びました。





百戦錬磨の強者に囲まれながら異彩を放つ存在感で、他人とうまく折り合えない天才の、人間として成長する過程を演じきりました。





連載が決まった時の咆哮とも言うべき叫び声は今も耳に残っています。入魂の演技でした。





杉本哲太
「世界一難しい恋」



小池栄子演じる秘書の村沖とともに、零治社長をサポートする忠実な運転手石神を演じ、さまざまな笑いを生み出しました。





「グッドパートナー」の方での猫田役は脚本の悪さのためイマイチでしたが、こちらははまり役でした。キスの練習をするシーンはおかしかったですね。





新井浩文
「毒島ゆり子のせきらら日記」



記事でも誉めましたが、クズ男ぶりが見事でしたね。
仕事のできる男でありながら、女には平気でウソをつき不誠実な裏の顔を持つ胡散臭さは惚れ惚れするほどでした。





ゆり子が夢中になるのも無理からぬエロさも、決してイケメンではないこの人ならではでした。






柳楽優弥
「ゆとりですがなにか」



ヘタレの坂間(岡田将生)と童貞の山路(松坂桃李)を相手に、異分子なのに共感し変わっていくさまをアクの強い演技で見せました。





この人のギラギラした目の輝きはやはりスゴい武器ですね。吉田鋼太郎演じるダメオヤジとぶつかるシーンは強烈な印象を残しました。





太賀
「ゆとりですがなにか」



強烈さという意味では、序盤で見せたこの人演じる山岸のモンスターぶりは凄まじかったですね。





他の出演者をかすませるほどのパワーがありました。
改心してからは普通になってしまい物足りなさを感じるほどでしたね。やはりただ者ではありません。今後も要注目です。






以上5名の中から最優秀助演男優賞に選ばれたのは…?






永山絢斗
「重版出来!」




これは永山絢斗を讃えるのと同時に、ヒロインを守り立て、フィーチャーされた各回を感動的なものにしてくれた男優助演陣全員に送りたいほどです。






もちろん受賞した永山絢斗もナィーブな演技でさまざまな感動を生み出し、文句なしと思える受賞でした。






あと一人、次点というか、惜しくもノミネートは逃しましたが、特記したい人を。






健太郎
「私結婚できないんじゃなくて、しないんです」





松井珠理奈と演じた高校時代の回想シーンはキラキラしてましたね。




この回想シーン見たさにこのドラマを見ていたと言ってもいいほど。
健太郎が次はどんな役をやるか注目です。