これからの次世代のスター候補が出演する夏ドラマ。
ヒロインを演じる黒島結菜は、土屋太鳳や二階堂ふみの事務所の後輩、今年の年頭の記事で「今年注目したい若手女優」の1人として紹介した人です。
「ごめんね青春」で転校してしまう生徒会長役を好演した子と言えば思い出される方も多いでしょう。
若いながらも堂々としていて、未来の大物感のある人です。
昨年の大河ドラマ「花燃ゆ」でも高良健吾演じる高杉晋作の妻を、凛とした美しさでしっかりと演じていました。
そんな彼女の連ドラ初主演がこの作品になります。
9日スタート
日本テレビ 土曜21時
「時をかける少女」
主演…黒島結菜
脚本…渡部亮平
演出…岩本仁志、茂山佳則
原作は言わずと知れた筒井康隆のベストセラー小説、大林宣彦監督、原田知世主演、角川映画で大ヒットしましたし、細田守監督でアニメにもなった名作。
それをまた今やるっていうのは、若い世代には新鮮ってことなんでしょうね。
どう現代に置き換えるのか、そこは脚本家の腕の見せどころですね。
脚本の渡部亮平は自ら映画を監督もするまだ20代の新進脚本家。その才能が試されるでしょう。
ヒロインにからむ二人の男子学生には、実は未来人の翔平に菊池風磨、幼なじみの吾朗に竹内涼真。
竹内は「下町ロケット」での好演が記憶に新しい、期待のホープです。
3人でどんな切ない恋模様を演じてくれるか、そこに期待したいと思います。
ただ視聴率はまだネームバリュー的に弱い人たちですので、そう高くはならないでしょう。
6~7%くらいかなと思います。