そんなぶん殴らなくても…「仰げば尊し」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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初回の記事で書いた2015年という設定への違和感は、いつまでそれに文句を言っても変わるわけではないので、それについてはもう書きません。





ただ、今回気になったのはあまりに暴力シーンが多いこと。






不良たちを描くドラマなら、必ず付き物なんだから…というアナクロ的な脚本・演出に抵抗感をおぼえました。

私めのようなスポ根もので育った世代は、平気ではあるんですが…どうもね~







TBS 日曜21時

「仰げば尊し」 第2話


主演…寺尾聡

脚本…いずみ吉紘

演出…平川雄一朗







今回は5人グループの中で一番、吹奏楽部に興味を持っている安保(北村匠海)を軸に、5人でまた音楽をやろうよという動きが描かれ、






安保が素直な思いをリーダーの青島(村上虹郎)に告げ、青島がわざと安保やそれに共鳴する高杢(太賀)や桑田(佐野岳)を殴って、彼らが吹奏楽部に入るよう仕向けるシーンは、彼らのぶっきらぼうな友情にグッときてしまいました。






ま~このへんは王道パターンというか、「ROOKIES」などでもよくあったパターンですけどね。






ただね、なぜそこまで青島が意固地になっているかが、イマイチ伝わりにくいので、そんなぶん殴らなくてもいいんじゃないか?とも思ってしまったわけです。







更に不可解なのはもう社会人なのに執拗に青島らに嫌がらせをしてくる陣内(高畑裕太)で、






学校に乗り込んできて、青島らをかばう樋熊(寺尾聡)を何度も殴るにいたっては、これって傷害罪でしょう?って感じで、







スマホで証拠の動画でも撮ってさっさと警察に引き渡してしまえばいいのに…と思うほど、今のご時世では理不尽にしか感じられませんでした。







不良グループの更正にばかり、描くポイントが置かれすぎていて、もっと音楽の良さを彼らに教えるような吹奏楽部ならではのエピソードをもっと見たい気がします。







良い方向へ修正されていくといいのですが…。








今回の評価は…良いシーンはあったけど…まだ3