同じベテランの大石静や遊川和彦はそれなりにベテランらしい部分のある脚本を書いているのに、井上由美子はやはり筆が錆び付いているようです。
第2話を見てもヒロインが、少しも共感の持てるキャラクターに描けていない…
それが最も致命的です。
フジテレビ 木曜22時
「営業部長 吉良奈津子」 第2話
主演…松嶋菜々子
脚本…井上由美子
演出…河毛俊作
まず第一にこの部長さん、大したことしてませんよね、職場で。
役員に部下のことを把握っしてないと言われたからって、自己紹介させて、
コネ入社の子（足立梨花）を怒らせて、派遣の子（中村アン）をないがしろにして、
副部長（板尾創路）にそれを注意されたら、二人をランチに誘ってフォロー…って。
ぬるい…浅い…。
職場のシビアさが全然伝わらない…。
しかも社内での競争となってのコスメイベントのくだりも、ただ客引きして…って。
んな、アホな…。
松田龍平、このドラマ出なかった方が良かったかもしれません。
気の毒になってきました。
あと、どうしても私めは宮迫博之と同じくらい、原田泰造の演技が好きではありません。
なので、奈津子の家庭のくだりにも全く興味がわかない。
これは次回あたりでリタイアかもしれませんね。
今回の評価は…