ありがちすぎるエピソード…「仰げば尊し」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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不良グループもみんな吹奏楽部に入り、さぁようやく吹奏楽部が強くなっていく話になるなと楽しみにした割りには、






随分ありがちでベタなエピソードを盛り込んできたな…と、ちょっとガッカリしてしまいました。






TBS 日曜21時
「仰げば尊し」第4話

主演…寺尾聰
脚本…いずみ吉紘
演出…福田亮介





今回フィーチャーされたのは副部長の井川(健太郎)
不良グループの入部に否定的だった井川は、5人を大事に扱う樋熊(寺尾聰)の指導にもとかく否定的な態度を取っています。





そんな井川は実は高校受験に失敗し、名門校に入れなかった過去があり、






そこは吹奏楽部も強くて、その高校が合宿している場所に、樋熊は生徒を連れていき合宿することになります。





するとお約束のように、名門校にはプライドが高くて嫌味な顧問(東根作寿英)がいて、





更に井川と中学は一緒で、名門校に入っているのを鼻にかけ、井川をバカにし、井川をおとしいれる卑劣なヤツ(泉澤祐希)が出てくるのです。




無実の喫煙の疑いをかけられた井川の疑いを晴らそうと必死になる樋熊や、それを助ける5人、





樋熊がつけている指導ノートで分かった真意によって井川は改心するって話でした。






このダメな学校が舞台のドラマで必ず出てくるありがちなエピソードに、いくらベタな学園ドラマが好きな私めも、





もうちょっと何か無かったか?と思ってしまいました。





指導ノートは樋熊の考えが分かってなるほどな~でしたけどね。





今回名門校をヒールに描いたことで、ここをコンクールで倒す話になっていくんでしょうね。






井川を演じる健太郎は「私結婚できないんじゃなくて…」で徳井義実の高校時代を演じ目立ってましたが、





際立って大きな眼が印象的で、5人に負けない存在感の強さを見せています。
これからどんどん使われていくんでしょうね。






「表参道高校合唱部」では真面目な部長を演じていた泉澤祐希が、憎々しいヤツを器用に演じてました。






今回の評価は…3