前回、登場しハジメの母親にしては富田靖子は年令が…と思っていたら、お祖母さんだと分かり納得しました。実母役は志田未来だったんですね。
今回は富田靖子演じる祖母・月子によって信次(江口洋介)・美奈(尾野真千子)夫婦とハジメ(横山歩)が引き裂かれてしまう…悲しい回でした。
テレビ朝日 木曜21時
「はじめまして、愛しています」第7話
主演…尾野真千子
脚本…遊川和彦
演出…片山修
いくら特別養子縁組に向けて信次、美奈夫婦とハジメが親子の絆を深めても、
実の親が現れて自分が育てると主張したら、児童相談所は実の親に引き渡すしかないんですね。
その子に虐待していたとか育児放棄していたとかは今さら証明しようがないですから。
そんな法律というルールの理不尽さ、非情さをストレートに突きつけてくる回でした。
脚本遊川和彦の力量を感じさせる秀逸な回だったと思います。
法律の非情さと共に悲劇を盛り上げたのが富田靖子の月子の憎々しさで、法律を盾に取り、容赦なく取り上げていくヒールっぷりの凄さには感心しました。
信次や美奈が「ハジメ」と呼ぶたびに、執拗なまでにこの子は「ヒカリ」です!と訂正するいやらしさ!
そして、極めつけは堂本(余貴美子)のお情けで、ハジメとお別れできることになった信次たちに3分間だけ与え、
その残り時間をカウントダウンしていく憎々しさ!
最近はこういう役の多い富田靖子ですが、なかなか徹底したヒールっぷりで、別れの悲哀を盛り上げる絶妙なスパイスになってました。
しかし、今回も3分間の別れのシーンにしても、信次たちと離れることを説得されるシーンにしても、
ハジメくんのいじらしさに涙腺をやられましたね。
横山歩くんの名演技でした。
3分という短い間に必死に伝えておきたいことを語りかける尾野真千子と江口洋介の演技も良かったですしね。
しかし、志田未来演じる母親がなぜそんなことをしたのか非常に気になりますね。
信次たちはハジメを取り戻せるんでしょうか?
あと、私情をはさめず、わざと素っ気なくする余貴美子の、それでも情のあることがよくわかる演技も絶妙でした。
次回以降の展開が気になります。
今回の評価は…