最終回はエピソードとしてはちょっと弱くて物足りなさは感じたものの、
終わり方にはあまり不満はありません。
続編を見たくなるドラマって昨今はあまり無いのですが、
このドラマは珍しくまたこのメンバーで(…できればイモト無しで…)スペシャルか続編を見たいなと思える作品でした。
日本テレビ 水曜22時
「家売るオンナ」最終回
主演…北川景子
脚本…大石静
演出…佐久間紀佳
…ってわけで、今回自体についてはあまり書くことはないんですが、
三軒家(北川景子)が異動になると知り、なんとか家を売らなきゃと躍起になるも、うまくいかない白州(イモトアヤコ)に、
はっきりと三軒家が白州に「白州は仕事に向かない!と言いきってあげるシーンは、
かえって三軒家の白州への深い愛情を知らせる名シーンでした。
回を重ねるごとに三軒家の叱咤する言葉がどれも腑におちて、ビシッといいこと言うな~と感心するようになってきました。
このへんのセリフのチョイスは流石!ベテラン大石静、たぶん日頃大石自身が思っていることを代弁させている部分もあるのでは…とも思いました。
三軒家という極端なキャラクターだからこそ、言えることでもあるわけですからね。
今回も三軒家にベタベタついて来ようとする庭野(工藤阿須加)にわざと邪険にするあたりが良くて、
エレベーター前で、庭野に「後ろに立つな!」と叱るところとかツボでした。
今回の評価は…
最終回としてはなんてことない最終回でしたが、主役の三軒家をはじめ、脇のキャラクターを魅力的に描いたスタッフの功績は讃えたいと思います。
北川景子は当たり役を手にしましたし、仲村トオルはこういうコミカルさもある役のオファーが増えそうです。