ＮＨＫ 日曜20時
「真田丸」第41話
主演…堺雅人
脚本…三谷幸喜
演出…木村隆文
真田一家が、村人たちとの関係がずっと良好だったから、協力してもらって九度山を脱出できたわけですね。
そして、芝居がかったことに老けこんだふりをして入城し、
その姿を見て落胆させた後に、一室で着替え颯爽たる姿で改めて現れ、目をみはらせるのでした。
幸村が来てくれて百人力って感じになってましたが、実は父親の昌幸(草刈正雄)と違って大軍を率いたことのない幸村は、
見くびられまいと上田攻めで二度も徳川軍を撃破したのは自分だとウソをつきます。
こんなところに人間味を感じました。
しかし、後藤又兵衛(哀川翔)や毛利勝永(岡本健一)が、そこらのゴロツキみたいな扱いになっているのが気の毒でした。
戦場での実績なら後藤又兵衛の方が黒田官兵衛の家臣として、幸村よりはるかにあるんですけどね。
今後は能力がないのに実権を握る大野治長(今井朋彦)とのギクシャクした関係が描かれていくんでしょう。
「あなたは私と同じ日に死ぬの」と予言めいたことを言い、今でも「源次郎」と幸村を呼ぶ茶々(竹内結子)との関係も気になります。
今回の評価は…
