風がなぜモテるかやっと分かってきた…「黒い十人の女」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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これまで、愛人たちのキャラが強烈すぎて、主人公なのにどちらかと言えば影が薄めだった風松吉(船越英一郎)。

 

 

 

 

今回は、風がなぜ10股もかけて平気でいられるのか?なぜ10股もかけられるのか?そのへんのところがより明確に分かる回でした。

 

 

 

 

 

日本テレビ 木曜23時59分

「黒い十人の女」 第4話

 

主演…船越英一郎

脚本…バカリズム

演出…山本大輔

 

 

 

 

 

志乃(トリンドル玲奈)と別れて欲しくて、風に不倫がいかに間違ってるかを問う浦上(水上剣星)。

 

 

 

しかし、風はあくまで飄々と浦上の主張を丸め込み、軽く論破してしまいます。

恐るべし風!何ら10股を良くないこととは思っていないのです。

まるでどんなにたわんでも折れない竹の強さのよう…

 

 

 

 

さらに、もう不倫をやめたくて、愛人をやめたいと迫る久未(成海璃子)にも、「いいよ、いいよ」と言うとおりにする姿勢を貫きながら、

 

 

 

 

結局は久未の別れたい気持ちを萎えさせてしまうというテクニックも、これまた恐るべし!って感じで、なるほどこうしてどの愛人も風との仲を切れないんだなと思わせました。

 

 

 

 

今回面白かったのはその後の浦上と志乃の車の中での会話の応酬。

志乃に被害者づらをするなとキレる浦上の理屈はごもっともでした。

コテンパンに言われながらそんな浦上に惹かれる…という志乃のMっぽい心理もちょっと面白かったです。

 

 

 

 

今回はもちろんそればかりではなく、

本妻(若村麻由美)に能天気に会って、残り2人の愛人の正体も聞き出してしまう佳代(水野美紀)のポジティブ平和主義ぶりや、

 

 

 

 

あっちこっちをつぶすために暗躍する美羽(佐藤仁美)の腹黒さもしっかりと描かれみごたえたっぷりでした。

 

 

 

 

深夜の視聴率が低い時間に放送するにはもったいないほど面白い作品です。

 

 

 

今回は水野美紀、何もかけられませんでした。…良かった、良かった。

夏希(MEGUMI)が部屋であんかけ焼きそばを食べてるのは笑いました。

 

 

 

 

今回の評価は…4