第3話でリタイアするか決めようと思い、ほぼほぼリタイアするつもりで見たんですが…
意外や意外、ちょっと良くなっていて、いくらか不満点も改善されていて、これならまだ見てもいいかな…って気になりました。
フジテレビ 木曜22時
「Chef~三ツ星の給食~」 第3話
主演…天海祐希
脚本…浜田秀哉
演出…田中亮
前回、自信作で子どもたちに美味しいと言わせた光子(天海祐希)でしたが、「最高に美味しい」とは言ってもらえず、コンビニで売ってる「コロチキ」という鳥のから揚げの方が美味しいとされてることにプライドを傷つけられ…
だったらコロチキより美味しいものを作って「最高に美味しい」と言わせてみせるまで、給食作りをやめない!と決意する…というのが前回のラスト。
せっかくフレンチレストランからオファーが来ていたのにそれも蹴ってしまったのです。
…で、親子給食会に向けて、大人も子どもも「最高に美味しい」と誉めるナポリタンを作ることに邁進すのでした。
今回はあまりガチャガチャした要素が入らず、光子がシンプルに給食作りに向き合ったのが見やすかったのかもしれません。
それと、こういうドラマにあるまじきレベルで、肝心の料理を美味しそうに見せる映像的な工夫をしていなかったのが、
今回、演出が別の人になったせいか、やっと美味しそうに見せてくれました。
あのナポリタンはホント美味しそうでした。
こうなると、篠田(小泉孝太郎)はあまり必要ないんですよね。
出番を与えるため、テレビで光子の成功を見た篠田がウラから手を回して、再就職先をつぶすってなってましたが、
もう店から追い出したんだからいいんじゃないの?って感じです。
同じことがテレビの取材クルーにも言えて、「美味しい!」って言わせたから企画的にはもう終わりじゃないんですかね。
それより、せっかく私めが楽しみにしている遠藤憲一はじめ、給食室のメンバーをもっとストーリーにからめて、うまく使って欲しいと願うばかりです。
今回の評価は…