いや~今回は保存版にしたい面白さでしたね。
私めがテレビの仕事をしているから、なおさらというのはあるでしょうが…。
この毒のあるパロディや風刺の精神こそ、「勇者ヨシヒコ…」ならではのもので、今回はその面目躍如、福田雄一の筆が冴えまくった回でした。
テレビ東京 金曜24時12分
「勇者ヨシヒコと導かれし七人」 第5話
主演…山田孝之
脚本、演出…福田雄一
今回は冒頭の盗賊のくだりは、鈴木浩介。
あまりに普通に襲ってくるだけの盗賊に、何か無いのかとメレブ(ムロツヨシ)やムラサキ(木南晴夏)がダメ出しをし、盗賊が悩み落ち込んでしまう…という展開でした。
鈴木浩介にあてこんだ上手い遊びでしたね。冒頭から笑えました。
…で、今回ヨシヒコ一行がたどりついたのは、その名も「ダシュウ村」
そこに5人組の若者がいて、バンドをやりたいのに「ニッテレン」にやらせてもらえず、農作業ばかりやらされる呪いにかけられている…というのです…(笑)
ホリが物まねしている城島リーダーで分かったのですが、他の4人の微妙な似具合がそれはそれで笑えました。
…で、ニッテレンに勝てる相手を探しにヨシヒコたちは回って行き、
最初に会うのが「シーエックスン」
この「シーエックスン」、冠をかぶっているものの、死んでいるかのように気絶の状態。
ここまで露骨にフジテレビのことバカにしていいのか?と思うも、
そこはテレビ東京ならではのアナーキーさで、次のテレアーサはマギー演じる水谷豊の杉下右京のニセモノ。
テレトウは柄本時生がテレ東のトレードマークの着ぐるみを着て、いかにも情けない感じが最高!
…で、きわめつけは魔物にのろいをかけられたニッテレンが徳光さんって…笑
いや~文章で書いても面白さが伝わりづらいですが、とにかく最高でした!
今回の評価は…