このドラマの良さは、いかに主人公の遠山(玉木宏)が署長の正体を明かして、悪人をこらしめるかで決まるところがあるんですが、
今回はどうもこらしめきれてない気がして、スカっとしませんでした。
フジテレビ 日曜21時
「キャリア~掟破りの警察署長~」第7話
主演…玉木宏
脚本…関えり香
演出…山内大典
今回、遠山がこらしめたのは、町のあちこちでクレームをつけている社宅暮らしのクレーマー主婦軍団。
怖いもの無しでのさばるオバサンたちの憎々しいこと!
特にリーダー格のオバサンを演じる楠見薫の大きい顔の憎々しさは、迫力がありました。
一番年下で新米の主婦(黒谷友香)に言わせたり、罪をかぶせたり、やり口は卑劣そのもの。
ラストは新米主婦が勇気を出して逆らって、逆ギレした リーダーが責任者出しなさいよ!と息巻いたところで、
遠山が署長と明かして、クレーマー軍団は腰抜かすという終わりかたでしたが、
あのふてぶてしいオバサンたちが、これでこりるとは思えず、
こらしめきれてないところに不満を感じました。
あの新米主婦は社宅から出ないとダメでしょうからね。
今回の評価は…