ＮＨＫ 日曜20時
「真田丸」第47話
主演…堺雅人
脚本…三谷幸喜
演出…田中大児
和睦の交渉を誰がやるか？
しゃしゃり出る大蔵卿局(峯村リエ)をおさえて秀頼(中川大志)は叔母の常高院(はいだしょうこ)に頼みます。
「江」の時は水川あさみが演じていた役ですが、今回はやけに気弱なキャラで、他に誰かいないのか？って感じ。
結局、大蔵卿局も同行し。心配なので信繁(堺雅人)はきり(長澤まさみ)をついて行かせます。
女性には女性を、ということで、徳川側は阿茶局(斉藤由貴)が交渉役に。
いざ交渉の場での、うまく豊臣側を丸め込む阿茶局の女狐っぷりを斉藤由貴が巧みに演じてましたね。
大事なことはサラッとしか言わない…クセモノぶりがお見事でした。
豊臣をダメな方へ向かわせている自覚のない大蔵卿局の頑迷ぶりを演じる峯村リエも、そのヒールっぷりがどんどん良くなっています。
まんまと家康(内野聖陽)の思うつぼになり、難攻不落の大坂城も丸裸に…。
いよいよ、話は悲劇的な結末へと向かっていきます。
本筋とは関係ありませんが、信之(大泉洋)がお通(八木亜紀子)に癒されているところへ稲(吉田羊)とこう(長野里美)が踏み込んでくるシーンは可笑しかったですね。
あっさり仕事ですからって突き放された時の大泉洋の哀しげな顔が最高でした。
大泉洋の真骨頂でしたね。
今回の評価は…
