ちょっと異例の事態と言えるかもしれません。
12月もあと17日、年明けまで2週間あまりというのに、フジテレビの連ドラ看板枠である月曜21時、いわゆる「月9」枠の1月スタートの作品が発表になっていないのです。
毎年、年末年始の番組を載せたテレビ誌は早めに発売になります。
そこには通常PRのため、1月スタートの連ドラが紹介されます。
そこに間に合わせるため発表するのが通例なのです。
しかし、今年発売された年末年始号には月9の作品だけ載っていません。
ある雑誌の記事では、竹野内豊主演で話は進んでいたが、提示された作品テーマのどれにも納得が行かず、降板したというのです。
そのため、共演するはずだった瑛太も降板してしまったそうです。
これがホントなら、かなりの事態です。
今年に入って、月9は歴代ワーストを更新し続けてますから、
作品選びに慎重になるのも無理からぬことです。
春クールにワースト記録を出し、キャリアに汚点を残した福山雅治の二の舞は御免でしょうからね。
企画ありきでの主演俳優降板なら、まだ代わりの俳優のあたりようもありますが、
企画もしっかりできてなくて、主演俳優を新たに探し、作品をその俳優に合わせて検討となったら、かなり時間がかかります。
発表が遅れているのも、そのせいでしょう。
付け焼き刃で急きょでっちあげた作品になる可能性は大です。
果たして、誰が主演し、どんな作品をやるのか、ますます気になります。
月9の惨状は、昔の月9を知る者にとって、何ともわびしいです。