今年放送された1クールの連ドラで平均視聴率が高かった上位10作品をカウントダウンで発表します。
これはネット上の情報によるもので、数字は関東地区のものです。
まずは、
10位
竹野内豊主演
「グッドパートナー~無敵の弁護士~」
→10.70%
内容的には可もなく不可もなくな作品でしたが、ベスト10入りは意外でした。
竹野内豊は1月スタートの月9主演を企画に納得せず降板したという噂がありますが、そういう主演俳優の信念はこれからますます大切でしょうね。
視聴率が悪いと一番損をするのは主演俳優ですからね。
9位
亀梨和也主演
「怪盗 山猫」
→10.72%
こちらもあまり内容的には感心するものではありませんでしたが、亀梨人気か、広瀬すず人気か、それなりには取りました。
そういえば成宮寛貴が出ていましたね。
8位
北川景子主演
「家売るオンナ」
→11.58%
これは不動産屋の凄腕営業ウーマンというヒロインの設定がユニークで、面白い作品でした。
7位
渡瀬恒彦主演
「警視庁捜査一課9係」
→12.14%
「相棒」「科捜研の女」と並ぶテレビ朝日の鉄板人気シリーズ。
渡瀬恒彦の健康状態が心配です。
6位
石原さとみ主演
「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」
→12.36%
日本テレビの水曜22時枠の地力の強さを感じさせる数字でした。
もちろん固定ファンを満足させる内容をしっかりやってるということでもありますね。
5位
草なぎ剛主演
「スペシャリスト」
→12.55%
スペシャルドラマとして回を重ねてのレギュラー進出。作品の内容的にも悪くはなく手堅い数字を取りました。
続編もありそうです。
4位
大野智主演
「世界一難しい恋」
→12.83%
嵐の大野智が初めての恋愛ドラマということでした。
それなりに面白い作品になってましたが、爆発的なヒットとまではいきませんでした。
3位
新垣結衣主演
「逃げるは恥だが役に立つ」
→14.47%
まさか、視聴率年間3位のドラマになると誰が予想したでしょう。
スゴイことですね。
2位
松本潤主演
「99.9~刑事専門弁護士~」
→17.12%
今年は15%を超えたのは2作品だけで、こちらがその1本。
正直、ここまで取るとは予想外でした。
TBSはシリーズ化を考えているでしょうね。
そして、1位は、もうお分かりの通り…
1位
米倉涼子主演
「ドクターX~外科医・大門未知子~」
→21.49%
20%超えはご立派の一語。
まだ連ドラは20%を取れるということを示してくれたのは大功績です。
視聴者の信頼を裏切らないキャスト、脚本、演出三位一体のプロフェッショナルな仕事ぶりあればこそです。
今年のベスト10を振り返ると、
テレビ朝日が1位、5位、7位、10位
日本テレビが4位、6位、8位、9位
TBSが2位、3位
テレビ朝日の4本中、3本が木曜21時枠。
日本テレビの4本中、3本が水曜22時枠。
この2つの枠がいかに手堅く視聴率を取ったかが分かります。
ちなみにベスト10に1本も入らなかったフジテレビの最高順位は「フラジャイル」の17位。
いかにフジテレビが劣勢かが分かります。