不満は無いわけじゃないけど…「嘘の戦争」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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いや~、さすが草なぎ剛って感じでしたね。




ヤクザ役を演じた「任侠ヘルパー」の時ほどのインパクトは無いものの、復讐に燃える詐欺師をそれらしく演じていて、安心して見ていられる安定感、今後への期待感を抱かせました。

 

 

 

 

 

フジテレビ 火曜21時

「嘘の戦争」 第1話

 

主演…草なぎ剛

脚本…後藤法子

演出…三宅喜重

 

 

 

 

 

 

草なぎの演技は問題ないし、テンポ良く歯切れのいい演出、特にスタイリッシュな音楽の使い方とか演出も問題ないんですが、

 

 

 

 

 

 

問題は脚本ですね。部分的に粗さが目立って、今後が心配になります。

やはり主人公は天才詐欺師ですから、騙すなら用意周到で完璧であってほしいんです。

 

 

 

 

なので、ニューヨークのオフィスをペーパーカンパニーと隆(藤木直人)に疑われ、ギリギリでハルカ(水原希子)が間に合って電話に出る…とか、

 

 

 

 

 

行き当たりばったりな感じは、いくらシーンを面白くしたいからと言って、それは損だと思うわけです。

 

 

 

 

今後も隆は一ノ瀬を疑い続けるはずですから、そのへんはきっちりだまし抜いて欲しい。

さすが天才詐欺師って感じで。

 

 

 

 

それでこそ対決色が高まるはずですからね。

そういう粗さが随所に見られて、気になってしまいましたね。

 

 

 

 

一ノ瀬の家族を殺した実行犯も二人いて…ってなると、なんとなく年齢から言っても、あの人なんじゃないか?と早くも疑えてしまうのも得策ではなかったですしね。

 

 

 

 

そのへんの描き方もうまくやって欲しいな~と注文しておきます。

今回は2時間飽きずに見ることができました。評価は…4です。