やっぱり所々が気になる…「嘘の戦争」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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初回の記事とまた似たようなことを書いて恐縮ですが、やはりキャストの演技と演出にはあまり文句は無いものの、第2話も脚本に物申したい私めなのです。

 

 

 

 

フジテレビ 火曜21時

「嘘の戦争」 第2話

 

主演…草なぎ剛

脚本…後藤法子

演出…三宅喜重

 

 

 

 

今回は、一ノ瀬(草なぎ剛)の家に、家族が殺された当時新聞配達に来ていて、今は二科家の顧問弁護士になっている六反田(飯田基祐)への復讐。

 

 

 

 

 

前回も指摘しましたが、今回も脚本に粗さが目立ち、復讐する方も、される方も随分無用心で雑だな…ってところが多すぎるんですね。

 

 

 

 

 

なので、そんなに甘っちょろくはないだろうって、シラケてしまうところが多々あるんです。

 

 

 

 

たとえば、今回で言うと、一ノ瀬は防犯カメラも気にせず、堂々と六反田の事務所に潜入するし、六反田は弁護士と思えないほど平気でヤバイことをメールでやりとりするし、大事な録音テープを鞄にもしまわずに手持ちで出歩くし、用心深そうな二科(市村正親)はかなりなことをベラベラしゃべってるし、

 

 

 

 

なんかね~、ご都合主義で…。

テンポよく進むからって大丈夫ってことでは無いと思うんですけどね。

 

 

 

 

一ノ瀬の復讐が行き当たりばったりに見えるのは損だし、天才詐欺師らしい周到さはやはり見せて欲しいんですよね、随所に。

 

 

 

 

そこが足らないのが一番の不満です。

あと、疑い続ける次男(藤木直人)との駆け引きはもっと見たいですね。

 

 

 

 

草なぎの演技には文句は特にありません。

滑舌の悪さがちらつきはしますが、それをうまくカバーしていて、それももはや草なぎの演技の味になってますからね。

 

 

 

 

一番のお困りはやはり山本美月。医師にはどうしても見えません。

看護師か研修医で良かったんじゃないですかね。

 

 

 

 

今回の評価は…3

 

 

 

 

ネット情報によれば第2話の視聴率(関東地区)は12.0%。

初回の11.8%をわずかに上回ったそうです。