30代女性の悲哀を演じるには…「東京タラレバ娘」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマを見始めたら、早い段階である疑問がわいてきました。

「あれ?これって何歳の設定なんだ?」

…で、もって、

「この3人って実際は何歳なんだっけ?」



我慢できずに、ついつい検索して調べてしまいました。
すると…





日本テレビ  水曜22時
「東京タラレバ娘」第1話

主演…吉高由里子
脚本…松田裕子
演出…南雲聖一





原作の漫画ではヒロインたちの年齢は33歳。で、演じる吉高由里子や榮倉奈々、大島優子は3人とも28歳。






だからなのか、ドラマでは30歳に年齢の設定を下げたようです。






…とはいえ、なんですね。
3年後の東京オリンピックの時に、1人で寂しくいたくないからと焦っている人には3人とも見えないのがネックです。






相席屋で20代の子に男たちを取られ、赤っ恥をかくってみじめさは感じられないんですね。






大島優子はまだメガネをかけ、アイドルオーラを消して30歳を演じる努力をしていますが、







吉高由里子は素のままだし、榮倉奈々に至っては幸せオーラ出まくってて、なんでこんな役をやってんの?という感じです。






日本テレビならではのテンポよく軽快に見せるドラマなので、そんなこと気にせず、






私めの家内のように、ゲラゲラ笑いながらヒロインたちのダメっぷりを楽しめばそれでいいのかもしれませんけどね。





マンガチックな演出でメリハリをつけていて、うまく見せてるな、とは思うんですが…。





タラレバで、タラの白子とレバーのキャラクターが話しかけてくる…なんてのも、ポップな演出です。





彼女たちに厳しいことを言う人気モデルのKEYを演じる坂口健太郎は、いかにも漫画から出て来たようなキャラクターで、





意味深な感じの愁い顔といい、これまで以上のオーラを放って、役者として自信をつけてきたことを感じさせます。






ま~気楽に見ることにします。





今回の評価は…3