第3話ともなると子役の演技にも慣れてきて、脚本は第3話が最も森下佳子らしく、見ごたえがありました。
NHK 日曜20時
「おんな城主直虎」第3話
主演…柴咲コウ
脚本…森下佳子
演出…渡辺一貴
今川から命じられた鶴丸(小林颯)との婚儀を拒み、自ら髪を切り出家しようとしたとわ(新井美羽)。
すると今度は人質として駿府にとわを来させるよう、今川は要求してきます。
南渓(小林薫)や乳母のたけ(梅沢昌代)を伴い、駿府に勇んで向かうとわ。
義元(春風亭昇太)の息子龍王丸と蹴鞠で勝負を挑み、何度も何度も自分が勝つまで食い下がります。
褒美に井伊谷に返してもらいたいからと、何度負けても、戦いを要求するとわ。
十数度戦いやっと勝て、その根性に免じて、帰還が許されます。
ホントは裏で南渓の妹で人質になっている佐名(花總まり)が、寿桂尼に口添えしてくれたからでしたが…。
愚直なまでに頑張る人を描くことに長けた森下佳子ならではの脚本でした。
ただ、気になったのは、セリフをしゃべらせると威厳がなくなるからか、セリフがほとんど無い昇太と、
尼なのにバッチリ濃いメイクをしている浅丘ルリ子のゴージャスすぎる顔でした。
今回の評価は…