コミカルさを加味してきたな~「カルテット」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマの放送が始まってからの感想に「暗い…」とか「重い…」とかってものがあったからなのか、

 

 

 

今回はコミカルさや明るい軽妙さが増したように思いました。

芸達者な4人が演じているのでそれはそれでちゃんと演じていて、見ごたえのあるものになっていました。

 

 

 

 

 

TBS 火曜22時

「カルテット」 第4話

 

主演…松たか子

脚本…坂元裕二

演出…金子文紀

 

 

 

 

演出がクドカンとのコンビ作品の多い金子Dだからというのもあるでしょうが、冒頭のごみ捨てに関する別府(松田龍平)とあとの3人とのやりとりなども、すっとぼけたいい感じになっていました。

 

 

 

 

まじめにしていながらのすっとぼけた可笑しさというのは父優作ゆずりの、龍平、翔太兄弟共通の武器ですからね。

彼の良さがよく出ていました。

 

 

 

 

 

今回は家森(高橋一生)のことが明らかになる回でしたが、これまでにも何度も登場し、家森に白状するように謎の男たちが迫っていたのは、家森の元妻(高橋メアリージュン)の行方でした。

 

 

 

 

 

この嫁が名前も茶馬子という強烈な女性で、緻密な演技をする4人の中に、演技力はさほどなくてもその押し出しの強さでズカズカ入ってきてかき混ぜる感じが、今回はやけに新鮮でした。

 

 

 

 

残り3人に語る家森の過去話も、いろいろ引っかかるところがありすぎて、面白いものでしたね。それをまたサラりと言ってのける高橋のシレっとした感じが私めのツボでした。

 

 

 

 

家森が真紀(松たか子)に会ったことがあるというくだりから、またミステリアスさがぐっと高まり、今後への期待を高めました。

ホント、不思議なドラマです。

 

 

 

 

今回の評価は…4