既に何度か記事にも書いてきましたが、深冬(竹内結子)の病気のことを知っていながら、いつまでも人の命を預かるデリケートな医師の仕事を深冬に続けさせている、壮大(浅野忠信)と沖田(木村拓哉)の気が知れません。
手術中に何かあったらどうするんでしょう?
壮大が気にする経営の面からも
沖田が気にする医師のあるべき姿勢からも
あってはならないことだと思うんですよね。
引き伸ばしにしているのはドラマを作っている側に引っ張りたいという都合のためにしか見えません。
TBS 日曜21時
「A LIFE~愛しき人~」 第5話
主演…木村拓哉
脚本…森下佳子
演出…平川雄一朗
なので、深冬についての壮大と沖田の考えが対立しても、いやいやそうじゃなくて、早く本人に告知して治してあげるのが先決じゃない?という疑問がわいてしまうわけです。
そのネタで引っ張ってほしいというのはプロデューサーからの要望で、脚本家はそれに納得してないかもしれませんね。
だから、今回も羽村(及川光博)が恩師(武田鉄矢)の医療ミスを調べるエピソードを盛り込んで、羽村にも医師としての熱いものがあるってところを見せたり、引き延ばしが気にならないような工夫はうかがえましたが…
やはり、気になるものはどうしようもなかったですね。
いやいや手術とかやらせちゃダメだって!ってなってしまいますからね。
前回、木村文乃演じる由紀を立たせる回だったので、今回はどうなるかと思ったら、そちらは何事もなかったかのようで、拍子抜けしました。
羽村も今回だけで、次回はまたいつもの羽村に戻ってしまうんですかね。
今回の評価は…