夫と妻の間に生じるズレ…「カルテット」第6話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回は真紀(松たか子)と、真紀の夫、幹生(宮藤官九郎)のそれぞれが、真紀は姑・鏡子(もたいまさこ)に、幹生はすずめ(満島ひかり)に、夫婦がいかに出会い、いかに心が離れていったかを語るという内容でした。





じっくりと夫婦の変化を見せてくれて、いろいろ考えさせられる含蓄のある回でした。






TBS  火曜22時
「カルテット」第6話

主演…松たか子
脚本…坂元裕二
演出…坪井敏雄





特にこれといって夫婦の間にいさかいがあったわけではないのに、






夫婦のあり方についての考えにズレが生じていくプロセス。
ちょっとしたことなのに、じわじわと二人を苦しめていく…





緻密な脚本と、松たか子と宮藤官九郎の繊細な演技。
いつまでも恋人同士のようでありたい夫と、夫婦でありたい妻。





男の甘さと女のシビアさ。
それはなかなか深い溝であり、夫婦とはそれを埋める努力をするものなのかもしれません。





初回に出てきた唐揚げにレモンが、ここでもまた出てきて、夫婦の溝を深めるきっかけになるとは、ちょっと驚きました。





脚本の坂元裕二のこだわりなんでしょうね。






じっくりと夫婦のいきさつを見たあとに、有朱(吉岡里帆)が出てからの急展開には、それこそびっくりでした。





次回はどうなってしまうんでしょうか?
今回の評価は…4