私めドラマミタローが最終回まで見続けた作品を対象に選ぶドラマアカデミー賞の発表です。
最終回まで見続けた作品は…
「嘘の戦争」
「カルテット」
「東京タラレバ娘」
「下剋上受験」
「奪い愛、冬」
「バイプレイヤーズ」
「スーパーサラリーマン左江内氏」
「A LIFE」
以上8作品。
少なかったですね。
リタイアしたのが、
「突然ですが、明日結婚します」
「ブシメシ」
「就活家族」
「嫌われる勇気」
「三匹のおっさん」
「お母さん、娘をやめていいですか」
「精霊の守り人」
「女の中にいる他人」
「大貧乏」
「視覚探偵 日暮旅人」
実に10本という多さでした。
いや~仕事が忙しいとはいえ、多かったですね。
記事は書きませんでしたが、深夜の「山田孝之のカンヌ映画祭」と「銀と金」は最後まで見ました。
さて、8本と少なくはありますが、以下の9部門を選んでいきます。
最優秀新人賞
最優秀主題歌賞
最優秀脚本賞
最優秀演出賞
最優秀助演女優賞
最優秀助演男優賞
最優秀主演女優賞
最優秀主演男優賞
最優秀作品賞
まずは…最優秀新人賞
山田美紅羽
「下剋上受験」
今クールは「おんな城主直虎」が最初の4回メインキャスト3人を子役で…というのが話題になり、
何かと子役が話題に…。
その中で、光っていたのが、「おんな城主直虎」では高橋一生の少年時代、「嘘の戦争」では草なぎ剛の少年時代を演じた小林颯。
しかし、小林は「精霊の守り人」の第1シーズンに出ていたので、それと並んで良かった山田美紅羽ちゃんを選びました。
今どきの子役には珍しい古風で地味な顔立ちながら、感情表現は豊かでこの先の伸びしろを感じさせる子役さんでした。
続いて、最優秀主題歌賞。
「カルテット」主題歌
「おとなの掟」
松たか子、満島ひかり、松田龍平、高橋一生
椎名林檎らしい曲で、それを女優ながら歌唱力のある松たか子と満島ひかりが伸びやかに歌うので、初回見た時からスゴいなと思いました。
エンディングの映像もスタイリッシュでカッコ良かったですし…。
どちらにするか迷ったのは、竹原ピストルが歌う映像が流れ、そのしわがれた声にしびれた「バイプレイヤーズ」の主題歌「Forever Young」でした。
この曲もカッコ良かったです。
続いて最優秀脚本賞…
「カルテット」
坂元裕二
これは文句なしでした。
「A LIFE~愛しき人」の橋部敦子にも期待しましたが、制約が多かったかイマイチで、
坂元裕二の独走状態でした。
その構成力、伏線のはり方、あて書きによるキャラクターのふくらませ方の巧みさ。
そして何より普段使う平易な言葉による会話で、人生の奥深さを感じさせるセリフの妙。ハッとさせられるセリフがかなりありました。
次の作品がまた楽しみです。
続いて最優秀演出賞…
「カルテット」
土井裕泰、金子文紀、坪井敏雄
優れた脚本と、優れたキャスト、それを生かすも殺すも演出の力量次第。
脚本、キャストを生かし、独自の雰囲気を醸し出した大人の演出ぶりを各ディレクターが見せてくれました。