遂に女城主に…「おんな城主直虎」第11、12話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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この2話では次郎(柴咲コウ)を取り巻く井伊家の男たちが死んでいき、ついに次郎自らが城主になるまでが描かれました。






NHK  日曜20時
「おんな城主直虎」第11、12話

主演…柴咲コウ
脚本…森下佳子
演出…渡辺一貴





次郎が出しゃばって、瀬名(菜々緒)を救ったりしたから、今川に井伊家も元康(阿部サダヲ)に味方し、今川を裏切るのかと怪しまれてしまいます。







何やってんだよ…という感じですが、…で、今川はニセ元康を仕立てあげ、直親(三浦春馬)を罠にはめます。






これがまたあっさりと罠にはまるので、アラアラ、それダメだって…ってことに。






お前ら元康に味方しようとしたろう?ってことになり呼び出しがかかります。







次郎の父親が呼び出されたのと同じパターンで、呼び出されるってことは殺されるってこと。






直親もそれを覚悟して、皆と別れて向かうまでが11話。






どうも切迫感のある状況なのに甘いというか、緩みがあって、イマイチ感動しきれない。







やはり井伊家の置かれているシビアな状況が伝わりきれてないからでしょうね。






それは直親が死んだあとの直平(前田吟)や中野(筧利夫)らが死んでいく12話にも言えて、







保身に走り、今川からの目付の立場に逃げ込んだ政次(高橋一生)が、ただ悪者になった感じだけが強く印象づけられました。





政次の心理描写もイマイチ踏み込めてないようにも思いますし…。







井伊家の中の狭い話にせず、もうちょっと周りで何が起こり、それが井伊家にどんな悲劇を招いているかもしっかりと描いて欲しいんですが…。






11話の評価は…4
12話の評価は…3