今クール、最終回まで見た8本の記事の最後につける5点評価で満足度ランキングを作りました。
その1位が冬ドラマの最優秀作品賞になります。
まず最下位は同じポイントで2本。
7位
堤真一主演
「スーパーサラリーマン佐江内氏」
倉科カナ主演
「奪い愛、冬」
→3.00
どちらもリタイアしてもよいような作品でしたが、前者はそれでも面白くなるのでは?という期待で、後者は水野美紀の怪演が楽しみで最後まで見てしまいました。
6位
吉高由里子主演
「東京タラレバ娘」
→3.10
これもリタイアしてもよいような作品でしたね。早くにリタイアした作品の方が見続けてれば良かったかもと思ってしまうほどでした。
旬の坂口健太郎の使い方もあれで良かったのか疑問です。
5位
阿部サダヲ主演
「下剋上受験」
→3.40
せっかく面白くなりそうなテーマでキャストだったのに、どんどん残念な作品に後半はなってしまいました。
もっとちゃんと勉強ができていくプロセスを見せてくれて良かったんですけどね。
3位が同じポイントで2本
木村拓哉
「A LIFE~愛しき人~」
→3.50
豪華キャストで、食べ物だったらコレステロールの高そうな作品になりました。
これだけのスタッフとキャストを集めて、木村拓哉に医師を演じさせれば、まず視聴率がコケることは無いだろう…安全策の上に成り立っていた作品でした。
窮屈そうな木村拓哉に対して脇を固めるメンバーの方がのびのびと演じていたりもしました。
これからの木村拓哉主演のよい指針になるのか?次回作品が気になります。
遠藤憲一ほか主演
「バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」
→3.50
テレビ東京らしい洒落た企画でしたね。
この設定を考えた人をまず誉めたいです。
テレビでおなじみの脇役たちのいろんな面を内幕もの的に見せていくのは、特に前半楽しませてもらいました。
また、やって欲しい作品です。ネタはまだありそうですからね。
2位
草なぎ剛主演
「嘘の戦争」
→3.70
このぐらいのポイントの作品がもう1つ2つあって欲しかったですね。
脚本の粗さは気になりましたが、歯切れのよい演出と、キャストの好演で救われていました。
草なぎ剛の力を遺憾なく発揮させるだけの力量の脚本家に次はぜひ書いてもらいたいです。
では、いよいよ1位の作品。
2017冬ドラマアカデミー賞最優秀作品賞は…
松たか子主演
「カルテット」
→4.10
今クール、この作品が抜きん出てましたね。
キャスト、脚本、演出と三拍子そろったアンサンブルで、独特な世界観を作り出してました。
作品賞も含め今クールのアカデミー賞7冠独占。他を圧していました。
こういう見ごたえのある作品に今年あと3クール、どのくらい出会えるんでしょうか?