3話まとめての記事で恐縮です。
終わりの方はこのドラマらしさがあまり無くて残念でした。
テレビ東京 金曜24時12分
「バイプレイヤーズ~6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」
主演…遠藤憲一、大杉漣、田口トモロヲ、寺島進、松重豊、光石研
脚本…宮本武史(10)、ふじきみつ彦(11、終)
演出…横浜聡子(10)、松居大悟(11、終)
録画したままになっていたものを遅まきながらまとめて見たんですけど…
ちょっとネタ切れ気味というか、以前作った映画「バイプレイヤーズ」にからめた話にしなければいけないという制約があるせいか、
どの回も序盤の面白さは感じられませんでした。
10話は光石研と夏川結衣が「バイプレイヤーズ」の共演で惚れあってしまったエピソード。
11話は「バイプレイヤーズ」に芸能界のドンの不倫現場が映りこんでいて、その圧力がかかるという…どちらもいかにもありそうな話。
とはいえ、あまり笑えはしませんでした。
…で、10年後から始まった最終回。
年を取った6人は今もシェアハウスしていて…ってところから…。
最終回は何が驚いたかって、その豪華キャスト!その前の回から出ていた大森南朋や岡田将生に加え、
池松壮亮は出るわ、天海祐希は出るわ、ラストには役所広司も出て来て…
深夜のドラマなのに、なんだこりゃ?という豪華さ。
おそらく業界内でもこのドラマは話題になっていて、天海祐希は自分から出たい!って熱望したそうです。
いかにこの6人が愛されてるかですよね。
脇役たちにスポットを当てたこの企画は正解だったと思います。
途中からドラマっぽくなりましたが、逆にフェイクのドキュメンタリーの方が良かったようにも思います。
いかにも素な感じに演じられる人たちでしたからね。
是枝裕和監督が撮ったらどうなるか、ちょっと見てみたくなりました。
とりあえず10話、11話、最終回はいずれも評価は…でした。
毎回、ラストにつく素のトークはいいおまけでしたね。
ただ、トークとドラマの中の演技にギャップがあるとドラマが嘘くさくなるので、その兼ね合いが難しかったでしょうが…。
この6人でもいいし、國村隼や小日向文世や志賀廣太郎とかを入れた別メンバーでも見てみたくなりました。
あと、竹原ピストル本人が弾き語る主題歌はカッコよかった!
しびれましたね。