役者が揃っている安定感…「犯罪症候群」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回の作品は東海テレビとWOWOWの共同制作。




WOWOWからも制作費が出ているせいか、この枠としては豪華なキャストになっていて見ごたえがあります。






少年犯罪である女性がかつて殺され、その兄だった武藤(玉山鉄二)は復讐心を恐れて刑事をやめ、その恋人で武藤と同僚だった鏑木(谷原章介)は警察に残ります。






フジテレビでは全8話で武藤を主人公に描き、WOWOWでは鏑木を主人公に全4話放送するようです。





原作は貫井徳郎の3部作で、フジテレビが「失踪症候群」と「誘拐症候群」、WOWOWが「殺人症候群」





話が続いているようだと、フジテレビを見終わった時に、尻切れに感じて気持ち悪いでしょうがどうなりますかね。






WOWOWは加入者を増やしたいんでしょうから、続きの話にしそうですよね。







フジテレビ  土曜23時40分
「犯罪症候群Season1」第1話

主演…玉山鉄二
脚本…篠崎絵里子
演出…村上正典




玉山鉄二、谷原章介に加え、武藤を秘密任務につかせる警視庁の人事課の環に渡部篤郎。
誘拐された子供たちと知らずに世話する咲子にミムラ。
誘拐をはじめいろいろと犯罪にからむ黒幕らしきジーニアスに要潤。





主演でもおかしくない人がこれだけ揃えば、見ごたえあるものになりそうな期待感は高まります。






今回は探偵している武藤が環に誘われ、任務を始めるまででしたが、





玉山鉄二が心に復讐心という怪物を抱える葛藤を色濃く演じれば、

渡部篤郎も任務のためなら手段を選ばなそうな冷酷さをプンプンと匂わせ、

更に要潤はこれも知能的に人を操る怪物の不気味さがプンプンで、





なかなか面白くなりそうです。
今回の評価は…4