やはりしみじみと良い佳作…「ツバキ文具店」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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やはり良いですね、このドラマ。
珠玉の短編小説を読んだあとのような満足感と余韻に浸れる、得難い作品です。






NHK  金曜22時
「ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~」第2話

主演…多部未華子
脚本…荒井修子
演出…黛りんたろう





今回の代書の依頼は、妻と離婚したインテリアデザイナーが、知人に送る離婚報告の手紙。






おいそれと簡単には書けない内容なので、
当人にいろいろと話を聞いて、妻が大切にしていたシーリングスタンプの意味なども推理していきます。







文面をじっくり考えるのもさることながら、今回私めが心打たれたのは、手書きではなく、わざわざ活版印刷で文章を作り、






切手は二人が結婚した年のものを取り寄せるという丁寧で心のこもった手紙作り。






メールやLINEで手っ取り早く文章を送る時代に逆らってのこの丁寧さ!
しみじみと心打たれました。






この手紙を送られた人は、二人をこれからも応援したくなるだろうな…と思わされました。






このドラマ、もちろんヒロインの多部未華子が凛として良いですが、






高橋克典、奥田瑛二、江波杏子、上地雄輔らアクの強い人たちが、古都鎌倉の雰囲気の中に、そんな人もいそうと溶け込んでいるのも出色です。






まだ、ご覧になっていない方、しみじみとした作品がお好きならオススメです。





今回の評価は…4